アップルがいつまで待っても提供する気配もない「USB-C端子を備えたiPhone」を、自らPCB(プリント配線板)を設計してまで実現したユーザーが現れたというニュースは先月にお伝えしました。
その当人であるKen Pillonel氏が、同様の改造をしたい人たち向けに技術的なノウハウをGithubやYouTubeで公開するとともに、実際に改造したiPhone X(USB-Cあり)をeBayオークションに出品しています。
まず同氏のGitHubリポジトリでは、技術的な詳細やCNC(工作機械のデジタル制御)による作業の手順、自ら設計したPCBの情報などをまとめて公開。さらに13分におよぶYouTube動画では、改造手順の詳細が紹介されています。
技術的な概要には、LightningとUSB-Cの接続をデイジーチェーン状に組み合わせて、外部機器に対しては標準USB-Cポートに見せかける、という、これだけ言えばシンプルなものです。